2008年5月16日 (金)

日経平均: 中長期下降トレンド及び短期下降トレンドの中、直近のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント(14,200円域)を5月15日(終値14,251円)に突破、上値目標は15,000円域--中長期下降トレンドが壊れる蓋然性(DPS20,900円の上方への突破の可能性)は高いと捉えることは不変

いわゆるファンダメンタルや世の中のコンセンサス(総意)は一切無視し、ポイント&フィギュア(PF)というチャート(「絵」と呼んでいます)だけで『相場はバランスを崩せば跳ぶ』という相場の習性を前提に市場のバランスとバランスの崩れを読み、トレンドを認識し、エネルギー計算のうえ目標値を算出、以って為替、株式、金利などの『実戦相場予測』をしています。

実戦相場予測とは「いつ買い(売り)いつそれを売る(買い戻す)かを具体的な価格とタイミングを示す」予測をいい、以って如何に損を小さくし利益を大きくするかということ,即ち絶対的収益の獲得のための実戦予測なのです。

そして『木を見て森を見ず』の例えになぞらえ相場の中長期トレンドを中心とした相場の大局的な流れを『相場の森』呼び、短期トレンド(中長期トレンドの中のインターメディエート・トレンド=intermediate trend)を中心とした短期的な流れを『相場の木』と呼んでいます。そして可能な限り各々のトレンドを壊すポイント(トレンドの再吟味ポイント)デインジャー・ポインまたはデインジャー・ポイント・ショート(下降トレンドのデインジャー・ポイントをデインジャー・ポイント・ショートと呼びます)を具体的な価格で示します。そしてもし必要ならば予測された相場から将来の世の中の起こり得る事象やいわゆるファンダメンタルを逆読みする立場です。

5月16日(金)現在のPFによる日経平均株価の『実戦相場予測』は以下の通りです。

日経平均株価:

『相場の森』:    080516_5   89年12月の史上最高値38,915円をピークとする中長期下降トレンドを形成し、17年経過した今もこの中長期下降トレンドは壊れていません。この中長期下降トレンドをこわすデインジャー・ポイント・ショートは20,900円、即ち、日経平均は20,900円を上回らない限りこの中長期下降トレンドは存続します。

『相場の木』:  080516_6    中長期下降トレンドの中で、デインジャー・ポイント14,200円を08年1月11日(終値14,110円)突破し、短期下降トレンドに転換。

それまでは03年4月の7,607円を起点とする短期上昇トレンドを形成。05年始めからの加速上昇トレンド(accelerated up-trendと呼びます)はそのデインジャー・ポイントである15,000円を06年6月に一旦下方に突破したので壊れてしまいましたが、上昇トレンド自体は維持され、07年2月13日17,600円域(17,621円)に到達し当事の直近の高値06年4月の17,563円を上回ったことで前述の加速上昇トレンドを包含する広域なチャネル(channel)の上昇トレンドが形成。これに伴い13,200円から14,200円に引上げた短期上昇トレンドを壊すデインジャー・ポイント1月11日(終値14,110円)突破し、短期下降トレンドに転換しました。短期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショート16,100円域、換言すれば16,100円域に到達しない限り現状の短期下降トレンドは壊れません

対称三角形(symmetrical triangle)バランスを08年1月4日(終値14,691円)下方にブレークアウトしての下値目標13,800円域1月15日13500円域(終値13,504円)まで到達more-than-reached 状態になった後、下方へのブレークアウト・ポイント13,400円域を1月21日(終値13,325円)突破し、第1下値目標12,600円域、measured-moveによる第2下値目標11,700円域に対して1月22日12500円域(終値12,573円)まで到達し、再びバランス形成。2月25日(終値13,914円)一旦上方に突破し2月27日14,000円域まで上昇しましたが、2月29日13,600円域まで下落し、目標値15,200円域は消滅。更にバランスを3月13日(終値12,433円)下方に突破しての下値目標11,600円域に対して3月17日11,700円域まで到達

その後バランスを4月2日(終値13,189円)上方ブレークアウトしての上値目標14,000円域は4月7日13,400円域まで到達した後、4月10日(終値12,945円)消滅。更にバランスを4月21日上方にブレークアウトしての上値目標14,900円域に対し5月7日14,100円域(終値14,102円)まで上昇するも未達のまま5月9日消滅。直近のバランスのブレークアウト・ポイント(14,200円域)を5月15日(終値14,251円)上方に突破、上値目標15,000円域となります。

一方、01年8月~05年7月の間に形成されたヘッド・アンド・ショルダーズ(H&S)の右肩部分の水平計算による上値目標21,400円となり、中長期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショート(20,900円)を上回る目標値が潜在するので上述の中長期下降トレンドが壊れる蓋然性は高いと考えることは依然として不変です。

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米ドル・円相場:中長期米ドル安・円高トレンド(DPS: 1米ドル=135円不変),短期ドル安円高トレンド(DPS=115円00銭域に引下げ)の中, 現状のバランスを前提にするとブレークアウト・ポイントは上方105円50銭域、下方102円00銭域、目標値は各々109円50銭域、96円50銭域---巨視的には壮大なドル高・円安視野に

米ドル・円:

5月16日(金)現在のPFによる米ドル・円の『実戦相場予測』は以下の通りです。

『相場の森』:   080516_3  98年8月の1ドル=147円(円が変動相場制移行後最高値をつけた95年4月以降のドル/円の最高値)を起点とする中長期ドル安・円高トレンドを形成。この円高・ドル安ドレンドのドルにとってのデインジャー・ポイント・ショートは1ドル=135円です。即ち、135円よりもドル高・円安にならない限りこの中長期ドル安・円高トレンドは壊れないということは不変です。

『垂直的変動の予兆』:巨視的に米ドル・円相場を捉えると、86年以降20年に亘り壮大なヘッド・アンド・ショルダーズ(H&S)の形成過程にあります。H&Sは相場の構造的転換や大相場の前触れとして出現することが多い形状で、ネック・ラインを突破すれば相場が垂直的に跳ぶことを示唆するものです。

今回のH&Sのネック・ラインは(ドル高を上に描けば)右下がりの斜線で1ドル=135円の位置にあります。現在の中長期ドル安・円高トレンドのドルにとってのデインジャー・ポイント・ショート、1ドル=135円と同じで、これを突破すれば中長期ドル安・円高トレンドが壊れるだけでなく、新たなドル高・円安トレンドの形成とともに1ドル=207円という中長期目標値が出現します。

『相場の木』: 080516_4   中長期ドル安・円高トレンドの中で、05年1月の1ドル=101円を起点とする短期ドル高・円安トレンドはそのDPを07年9月7日113円00銭域に到達しDP=113円50銭を突破したことにより短期ドル安・円高トレンドに転換DPSは120円00銭域から115円00銭域に引下げ。即ち、現在の短期ドル安・円高トレンドは115円00銭域を上回らない限り壊れません。

短期ドル安・円高トレンドの中で、12月7日上方に突破しての上値目標115円50銭12月26日114円00銭域(終値114円30銭)まで到達したものの、12月28日112円00銭域まで下落し消滅。逆に08年1月3日109円00銭域まで到達(終値109円25銭)し下方にブレークアウトしての下値目標105円00銭域に対して1月21日105円50銭域(終値105円91銭)まで到達後、バランス形成。そのバランスのブレークアウト・ポイントを2月28日(終値105円25銭)下方に突破しての下値目標101円00銭域に対し3月10日101円50銭域(終値101円78銭)まで到達。その後のバランスを3月13日(終値100円61銭)101円00銭域を下方に突破しての下値目標97円00銭域に対し、3月17日終値で97円域(97円32銭)まで到達。その後バランス4月1日(終値101円91銭)上方ブレークアウトしての上値目標106円50銭域は4月11日(終値100円92銭)一旦消滅。さらにバランスを4月18日(終値103円72銭)上方にブレークアウトしての上値目標107円00銭域に対し5月2日105円00銭域(終値105円35銭)まで上昇するも5月8日103円50銭域(終値103円70銭)まで下落し、消滅。現状のバランスを前提にするとブレークアウト・ポイント上方105円50銭域、下方102円00銭域、目標値各々109円50銭域、96円50銭域となります。

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1ユーロ・円相場: 中長期上昇トレンド(DP:1ユーロ=126円)は不変--現状のバランスを前提にブレークアウト・ポイントは上方165円域、下方158円域、目標値は各々173円域、147円域--長期上値目標201円不変

5月16日(金)現在のPFによるユーロ・円の『実戦相場予測』は以下の通りです。

ユーロ・円:
 ユーロという通貨 誕生したのは99年1月ですが、それ以前はECU(1ユーロ=1ECUという関係にある)とつなげてユーロ・円相場を見ています。

『相場の森』:   080516     90年4月のユーロ・円=194円を起点とする中長期ユーロ安・円高トレンドが16年超も続いていましたが、この中長期ユーロ安・円高トレンドのユーロにとってのデインジャー・ポイント・ショートである1ユーロ=146円を06年6月に円安方向に突破したことで中長期ユーロ安・円高トレンドが壊れたと捉えていますユーロ・円にとって画期を成す瞬間だったといえます。そして現在は00年10月の1ユーロ=89円を起点とする中長期ユーロ高円安トレンドと捉えています。中長期ユーロ高・円安の目標値は201円で、新たな中長期ユーロ高・円安トレンドのユーロにとってのデインジャー・ポイント1ユーロ=126円 即ち中長期ユーロ高・円安トレンドは1ユーロ=126円を円高方向に突破しない限り存続します。

『相場の木』:  080516_2     中長期ユーロ高・円安トレンドの中で、新たなレクトアングル形状のバランスを12月12日(終値164円94銭)上方にブレークアウトしての上値目標値175円域は12月31日(終値163円10銭)163円域まで下落し消滅。バランスを08年1月15日(終値158円05銭)158円00銭域に到達して下方に突破しての下値目標150円域に対して1月21日153円域(終値153円02銭)まで到達。その後バランスを2月20日(終値159円04銭)上方に突破のしての上値目標170円域は3月6日消滅。またその後バランスを3月17日(終値153円08銭)下方にブレークアウトしての下値目標146円域は、3月27日157円域まで戻ったことにより消滅。4月8日(終値161円14銭)バランスを上方にブレークアウトしての上値目標169円00銭域に対して4月22日終値164円62銭まで上昇したものの4月29日161円域まで下落し消滅。現状のバランスを前提にブレークアウト・ポイントは上方165円域、下方158円域、目標値は各々173円域、147円域となります

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NYダウ:1974年を起点とする中長期上昇トレンド(DPは9,700ドル)の中、短期トレンドは5月1日再び上昇トレンドに転換(DP11,800㌦)---直近のバランスを前提に上方へのブレークアウト・ポイントは13,100㌦域、上値目標は13,900㌦域、下方への目標値設定のためには今少し値固め(consolidation)を要する

5月16日(金)現在のPFによるニューヨーク・ダウ平均株価の『実戦相場予測』は以下の通りです。

ニューヨーク・ダウ平均株価:
『相場の森』: 4年以降続いていた中長期上昇トレンドは00年1月の11,722ドルで一旦終わり、緩やかな中長期下降トレンドに転換。その後の6年強に亘る中長期下降トレンドはそのデインジャー・ポイント・ショート(DPS)11,800ドルを06年10月4日に上方に突破(11,850ドルに到達)したことにより壊れ新たに再び74年を起点とし74年以降の全ての相場の軌跡を包含するチャネル域の広い中長期上昇トレンドが認識されるというニューヨーク・ダウ平均歴史一つの画期となりました。この新たな中長期上昇トレンドのデイ